n8nで帳票を自動生成する方法|公式ノードでPDF出力をノーコード自動化
「フォーム回答やデータ更新をトリガーに、請求書や納品書を自動で発行したい」——そんな業務自動化を、ワークフロー自動化ツール n8n と公式ノードで実現できます。
本記事では、n8n から帳票PDFを自動生成する仕組みと手順を、DX支援を手掛ける株式会社マネプラが解説します。
n8nとは
n8n は、各種サービスや API をノード(部品)でつなぎ、ワークフローとして自動化できるツールです。「あるイベントが起きたら、別の処理を実行する」という流れを、画面上でノードを並べて構築できます。セルフホストも可能で、柔軟な自動化に向いています。
公式ノード「n8n-nodes-reportflow」
帳票クラウド「Re:port Flow」は、**公式の n8n コミュニティノード `n8n-nodes-reportflow`** を提供しています。HTTP リクエストを手書きしなくても、ノードを追加するだけで Re:port Flow の帳票生成を n8n ワークフローに組み込めます。
- ノードを追加して認証情報(アプリケーションキー)を設定するだけで利用可能
- PDF リソース:単一/複数の同期・非同期生成に対応
- Design リソース:デザインのパラメータ構造の取得などに対応
n8nで帳票を自動生成する仕組み
典型的なワークフローは次の流れです。
- トリガー:フォーム送信・スプレッドシート更新・受注 Webhook などを検知
- データ整形:必要な項目(宛先・品目・金額など)を取り出す
- Re:port Flow ノード:テンプレートとデータを渡して PDF を生成
- 後続処理:生成した PDF をメール送信・クラウド保存・チャット通知
Re:port Flow × n8n でできること
- ノーコードで作った帳票テンプレートに、n8n のデータを差し込んで自動生成
- 請求書・納品書・見積書などを、受注やフォーム送信のたびに自動発行
- 大量生成は非同期ノード+Webhook で完了を受け取り、まとめて処理
- 日本語の帳票でも表示崩れの起きにくい出力
月30ファイルまで無料で始められるため、小さく自動化を試せます。
連携の基本手順
- n8n に `n8n-nodes-reportflow` をインストールする
- Re:port Flow のアプリケーションキーで認証情報(Credentials)を作成する
- トリガーノード(フォーム送信など)を配置する
- Re:port Flow ノードで PDF 生成を選び、テンプレートと差し込みデータを指定する
- 生成された PDF を、メール送信やクラウド保存のノードへ渡す
- テスト実行で出力を確認し、本番運用へ
想定ユースケース
- 問い合わせフォームの回答から見積書を自動作成
- 受注 Webhook をトリガーに請求書・納品書を自動発行
- 月初にデータ一覧から請求書を一括生成
まとめ
n8n と公式ノード `n8n-nodes-reportflow` を組み合わせれば、データ発生から帳票発行・配信までをノーコードで自動化できます。手作業の転記やPDF作成をなくし、ミスと工数を同時に削減しましょう。まずは無料枠で、身近な帳票業務の自動化から試してみてください。